出汁だけで変わる!手火山式の減塩宗田節で美味しい和食料理
かつお節はどれも同じと思っていませんか?
今回は、減塩かつお節の宗田節をご紹介します。
かつお節の種類を知る
かつお節は色々と種類があり、削り方によっても用途を分けられます。
一般的に購入されることが多いのが「花かつお」、そしてお浸しなどの上に乗せる「糸削り」
削り節を細かくして使い勝手よくしているものもありますが、今回ご紹介するのが花かつお。
主に出汁を取ることを目的としたかつお節、手火山式の宗田節です。
手火山式とどのようなもの?
手火山式(てびやましき)とは手作業で行われる職人の技です。
燻している鰹節を確認する際、熱い火や煙が立っている中に手で触れることからこの名がつけられました。
今ではこの作業ができる方も少ないので貴重な分、人の手で行われている丁寧なその鰹節はとても品の良く香りも高いのが特徴です。
詳しい製法は以下の通りです。
鰹節作りの「匠」により伝えられる、高品質の鰹節を作る伝統的な製造方法です。
水揚げ直後の新鮮な生鰹を使用し、かまどの直火で「燻し」と「乾燥」をゆっくり繰り返し、鰹節と火の状況を見ながら蒸籠の積み替えを何度も繰り返し行い「風味」と「香り」をじっくり熟成させていきます。
その手火山製法で焙乾された鰹節は臭みが一切なくなり、芳醇な香り、上品で濃厚な旨味が特徴です。
カツオの学校より引用
宗田節、美味しさの特徴
私が普段使用しているかつお節は、使いやすいパックになっている細かく削られたものを使用しています。
宗田節は出汁にも適しているかつお節で、大きめに削られています。
コクのある濃厚な出汁で、日本料理やお蕎麦やさん、食品メーカーにも使用されているほど…香りも良いかつお節
その出汁はとても澄んでいて煮物などにも向いています。
実際に出汁をとってみましたが、深みがあるのにとても綺麗な色で驚きました。
減塩鰹節を使用した和食レシピ
今回はこちらの宗田節を使用して、いくつか料理を作ってみました。
ざっくりレシピですが、出汁をとって美味しい和食をいただきましょう。
◾️宗田節のお味噌汁
- 一度沸騰させたお湯にカツオ節を入れて出汁をとります。
- 出汁の一部を別の容器にとっておき、冷まします。残りはお味噌汁に使用します。
- 好きな具材を入れて温めます。具材に火が通ったら味噌を溶いて完成です。
◾️だし巻き卵
- 卵を二つ割っておき、冷ました出汁80ccと醤油小さじ1、みりん小さじ1を入れて軽く混ぜ合わせます。
- 熱したフライパンに少量ずつ入れて巻きます。
- キッチンペーパーの上に置き、形を整えて完成です。
◾️小松菜と油揚げの炒め煮
- 小松菜と油揚げを食べやすい大きさに切っておきます。
- サラダ油を入れた熱したフライパンに油揚げを入れて軽く炒めた後、小松菜を入れて油を全体に回します。
- そこに出汁150cc、醤油大さじ1、みりん大さじ1を入れて2、3分煮ます。
- 器に移して完成です。
優しい味なので、箸休めにもピッタリ!
◾️ 魚とたっぷり野菜の南蛮漬け
・お好きな魚(鮭、アジ、鯖など)
・お好きな野菜(人参、玉ねぎ、ピーマンがおすすめ)
・調味料…お酢大さじ4、砂糖大さじ2、醤油大さじ2、出汁50cc
- 人参、玉ねぎ、ピーマンを千切りにします。お好みでネギを入れても良いです。
- 魚は食べやすい大きさに切っておき、酒を振りかけた後に片栗粉をまぶしておきます。
- 耐熱容器に調味料を全て入れ、軽く混ぜます。
- (3)に千切りした野菜を入れてレンジで加熱します。
- フライパンに油を多めに敷き、片栗粉をまぶしておいた魚を揚げ焼きにします。
- 火が通ったものから、(4)に入れ、浸しておきます。
- 器に盛り付けて完成です。
和食は出汁にこだわってみよう
普段飲むお味噌汁にもコクが出て、とても美味しかったです。出汁にこだわる夫も絶賛していたほど。
出汁が美味しいと和食は深い味わいになります。
今回はいくつか基本の和食を作ったのですが、おうどんやお蕎麦にもぜひ使っていただきたいです。
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